2003年高松宮記念でGI初勝利を手にした安藤勝己騎手が引退

   

安藤勝己

 2月3日の京都競馬場。春の牡馬クラシック戦線をにらむ“若駒”3歳の一戦、GIIIきさらぎ賞が行われ、タマモベストプレイが重賞初制覇を果たし、クラシックの有力候補に名乗りを上げた。その余韻も冷めやらぬ、全レース終了後に安藤勝己騎手の引退式が行われた。
 地方競馬から日本中央競馬会(JRA)に移籍した現役騎手第1号で、「アンカツ」の愛称で親しまれた安藤だけに約3600人のファンが集まり、「ありがとう、アンカツ」と引退を惜しむ声が次々と送られた。

 安藤はこう別れをコメントした。
「JRAに来てから、10年がたちますが、本当に早かったです。たくさんの思い出がありますが、レースでは初めてGIレースを勝ったビリーヴの高松宮記念(2003年)、馬ではダイワスカーレット(08年有馬記念など)やキングカメハメハ(04年のNHKマイルC、日本ダービー)などが思い出に残っています。本当に強い馬に乗せてもらい感謝しています。家族もいろいろと応援してくれて、無事、騎手生活を終えることができ、感謝しています。ファンの方々には本当に長い間声援を送っていただき、うれしく思います。その声援に応えることができなくなったので引退を決めました。今まで本当にありがとうございました」

 今年になってからの騎乗はなく、1月末に引退を表明し、同31日に騎手免許を返上し、37年にわたる現役生活に別れを告げた。
 武豊、福永祐一両騎手から花束が贈られ、最後は騎手仲間から胴上げされて、52歳の“名手”は優しげなほほ笑みを浮かべたまま、ターフを静かに去った。

産経新聞

2003 高松宮記念 1番ビリーヴ(安藤勝己騎手)

2003年高松宮記念 ビリーヴ

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